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藝林文庫(15) 浜 旦(はまあした) |
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その絶滅原因は諸説多いが、まずは中国での新説から。 内陸・四川盆地でのジュラ紀(二億千三百万〜一億四千四百年前)の大量 絶滅はヒソ等含有植物摂取によるという。 同地は一九七〇年代から大量の草食類化石が発掘される。この内五十体を分析してヒ素、クロム等有毒物質含有度の異常な高さが検出された。 北京大では陜西省出土例からも異常に高いクロム、鉛等を検出、これらを死亡原因と結論付ける。もっとも有毒物質がなぜ大量 に植物に含まれたかはまだナゾのようだ。 次に化石発掘について。 日本では北海道〜九州に二十程の例があるが余り知られない。中でも北陸三県と岐阜県にまたがる手取層は白亜紀(一億三千万年前)の保存状態が良く有名である。 当時は北陸は勿論、アジア大陸東端の日本列島・手取付近盆地森林に多く生存したと、福井県立博物館の東 洋一氏は言う。県内勝山市ではアゴ、歯、尺骨をもとに一九九五年、日本初の完全骨格を完成させる。中国のプロバクトロサウルスを参考にした。 福井は一九九二年、体長四〜五M、ドロマエオサウルス類が発掘されるが、米・ユタ州、モンゴルに次ぐ同類三番目の大化石である。熊本県も福井に次ぐ化石県で、白亜紀、四〜五M、クマモトミフネリュウが名高い。最近も九千万年前の歯の化石が出ている。 とはいえ、恐竜専門家の手薄な日本は研究、技術両面のレベルアップが望まれると先の東氏は指摘してやまない。 因みに関東では群馬・中里村が。施設(機関)では小田原の「生命の星」館は恐竜を含む大博物館、二百六十一億円をかけて県立生命の星館が平成七年オープンしている。
船橋市民新聞 2001年 4/1発行 第30号 |
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